戸建住宅地管理とは

戸建住宅地管理って?

戸建住宅地という言葉は日頃の生活では聞きなれないと思います。家々が建ち並んだ「まちなみ」といった方が、親しみやすいかもしれません。きれいな「まちなみ」は、訪れても気持ちが良いものです。家単体の良さだけでなく家々の連なり方や工夫でまちの価値や印象が大きく変わることがあります。「戸建住宅地」は、統一感やさまざまな工夫をこらしてつくられたまちなみのことです。家単体では出せない全体の価値を守り、育てることが戸建住宅地管理では重要となります。戸建住宅地は、まち全体の資産価値を守る手法の一つと言えます。管理方法やルールを決めて、共有施設を所有者みんなで活用する、新しい住まいです。

建物所有者と管理組合、居住者と自治会

土地に家を建てて住んでいる人には、所有者と居住者の区分けは気にならないと思います。まちなみの視点で考えると、所有者と居住者の権利関係での区分が必要となります。建物所有者により、管理組合を設立します。管理組合は緑地帯(土地や樹木、植栽や構築物)、クラブハウスやゴミBOXを所有し、管理組合費を集め、良好な状態を保つ資産管理を行います。一方、居住者の組織として、自治会(町会、町内会、区会)などがあり、自治活動を協力して行います。行政とのパイプ役や、情報伝達など、多岐に渡る役目を担っています。例えば、ゴミBOXが故障したら管理組合が修理する。利用する自治会は故障しない様に清掃するなど両組織で維持管理することが理想的です。

土地所有者と認可協定

土地に家を建てる場合、建築基準法など、守らないといけない法律がたくさんあります。戸建住宅地では、まち全体の統一感や連続性、環境や景観を高める為に、デザインのルールや規定を設定することがあります。認可協定といわれるルールは、認可団体(行政)等が法律に基づいて認可したルールです。緑地協定、建築協定、景観協定など、根拠となる法律や規定できる内容も違いますが、土地所有者等は、そのルールを守った建築や、庭づくりを行うことになります。その結果、まちなみの統一感や、美しさが末長く維持されることにつながります。土地所有者等は、協定の内容通りにルールが守られるかをチェックする運営委員会を設立します。